免疫力も見た目もアップ!ひよこ豆でイキイキ食養生してみませんか?

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vege a zeeのあじです。

暑くなってきましたね。
今年は暑気にマスクが加わり、本当に夏対策をしっかりしないと、
秋になる頃に体調不良が多くなりそうです。

それはなぜかというと・・・

新しい生活様式に合わせていると、
なんとなく外食できない分、
料理をするよりもテイクアウトでごちそうにしようか!
ということが多くなります。

聞いた話では、スーパーでは食品の売れ行きが伸びているということです。

あ、たくさんの人がおうちでご飯にしているんだな・・・

と嬉しく思うのもつかの間、
そういえばスーパーのお惣菜コーナーが広くなったような・・・(笑)

仕方ないですよね!
だってずっと作っているのって本当に大変(^^)

そして家にいると何となく食べてしまうことが多い。

ですから食生活が乱れる方が多くなりそうな予感を、大きく感じています。

今は夏に向かって陽の気がどんどん増えて調子のよい時期ですから、
調子にのってたくさん食べてしまうことも多い時期。
そして夏が終わって食欲の秋が来て、またたくさん食べてしまう。

本格的に陰の気が増え始める頃にコロナ太りも第二波・・・?

食べ過ぎで体調を崩す人や、お肌の調子を崩す人、
そんな人がどんどん増えると、何となくやつれて老け込む人も多くなりそう。

そんな風になったら嫌ですよね。

そうなりたくない人は、お家でごはんを作って欲しいなと思います。

お家で心を込めてごはんを作って食べるだけで
免疫力はもちろん上がって、満足するから食べる量も減って、
体調も良くなっていくし見た目もアップするのって良くないですか?

でも、作るのがどうしても面倒なら大丈夫ですよ!
そんな美味しいお家ごはんを作って出してくれるお店を探せばいいだけ(^^)

心のこもったごはんを食べると、不思議と少しの量でお腹も満たされます。
間食も減りますから、コロナ太りも心配しなくて良いし、
食べ過ぎないから身体に負担はかからず、免疫力が低下する要因も減ることになります。

さっき「やつれて老け込む」なんて話を出したので、
アンチエイジング食材として、今回はひよこ豆についてまとめようと思います。

ご存じのように、乾燥豆は保存がきくからストックしておくと便利ですよね。
特に豆の中でも女性の味方になってくれるのが大豆とひよこ豆。

大豆もよいけれど、ひよこ豆は女性の味方の食品として
栄養価も美味しさも言うことなしです。

今日はひよこ豆の栄養価と料理法、そして女性の味方と言われる理由と身体への働きをご紹介いたします。

これを読んで、

「お家ごはん、ちょっと作ってみようなかな!」

なんて思ってもらえて、
手作りの楽しさと、食べることの大切さを
少し感じてもらえたとてもうれしいんだけどな・・・という願いを込めて書きますね!

免疫力も見た目もアップ!ひよこ豆でイキイキ食養生

ひよこ豆って?

丸くてコロンとした形だけど、一か所くちばしみたいに尖っている。

それがひよこのように見えるからひよこ豆と呼ばれています。
海外では「チックピー」や「ガルバンゾ」という名前。

ほくほくしてクセが無くて食べやすいひよこ豆、
原産地はトルコ南部と言われており、約7500年前から栽培・食用の歴史があるそうです。

イスラエル、レバノン、トルコ、ギリシャやインドなどでよく食べられている豆ですが、日本に入ってきたのはそんなに昔ではないでしょう。

日本ではほぼ生産されていないので、販売されているものは輸入品です。

ひよこ豆の栄養

豆はだいたいたんぱく質と炭水化物と脂質がバランスよく入っています。

豆はタネでもあり、発芽するための栄養がいっぱい詰まっているのですね。

※「豆がタネでもある」という内容の記事も書いているので、
良かったらこちらからお読みくださいね!

ひよこ豆は他の豆に比べてたんぱく質もビタミンB群も豊富です。
そのほかにカリウム、カルシウム、食物繊維が含まれていて、
糖質も多いので食べ過ぎには気をつけた方が良いようですが、
低脂肪で高たんぱくの食材です。

特筆すべきは大豆同様にイソフラボンという成分が多いこと。

イソフラボンは女性ホルモンの『エストロゲン』を補助したり、
代わりになったりしてくれる成分です。

だからイソフラボンを多く含む大豆製品は、女性嗜好のものが多いんです。

ところで女性ホルモンのエストロゲンは、私たち女性の身体の中でどんな働きをしてくれているのでしょう?

女性ホルモンのエストロゲンの働きとイソフラボンとの関係

女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンという2種類があります。

エストロゲンは女性らしさに関係するホルモン、プロゲステロンは妊娠に関係するホルモン、と覚えておくとよいです。

ここではエストロゲンに説明を絞ります。

エストロゲンは女性らしい体つきを作ります。
そのほかに肌や髪の潤いや、骨密度を保ったり、脳や自律神経にも働きかける作用があります。
男性も男性ホルモンの他に多少はエストロゲンは持っていますがは、持っている量が少ないので女性らしい体つきにはならないのです。

持っている量、と説明しましたが、女性が一生のうちで分泌するエストロゲンの量はティースプーン1杯程度と言われています。

それだけの少ない量でどうやって身体を賄っているんだろう?と疑問に思うほどの少量のエストロゲンを使い、女性は女性らしい外見を保ちます。

エストロゲンの体内量は20代にピークになって、50代後半に急激に減ると言われています。

エストロゲンが少なくなるとどうなるかというと、

「イライラ」「不眠」「急な発汗」

などの症状が起きます。
これが更年期障害と呼ばれるものです。

人によっては「うつ状態」になったり深刻な状態に繋がります。

回避策としてはエストロゲンを外部から補充して減少量を緩やかに抑えていくことで、出てくる症状も穏やかになります。

医療的には『女性ホルモン補充療法』というものがあって、投薬や点滴で女性ホルモンを補うことも可能です。
可能ですが、副作用など色々問題もあるようです。

エストロゲンを補充するのは難しいことなのですが、エストロゲンと化学構造が似ている成分があります。

それがイソフラボン。

イソフラボンをとると女性ホルモンが増えるという話がありますが、それは誤解です。

イソフラボンはエストロゲンと「似た働きをする」だけです。

関係性としては、イソフラボンはエストロゲンのクローンではなく、影武者といったところですね!

そのイソフラボンがひよこ豆には豊富に含まれているということです。

イソフラボンのサプリも色々出ています。

私も超おススメ品がありますが。。。
今回はひよこ豆についての記事なので内緒です。
どうしても知りたい場合はこっそりお問い合わせください(笑)

女性らしさとアンチエイジングとお家ごはん

ここまで少し難しい話になってしまいましたが、女性だったら、いつまでも女性らしくいたいと思う方が大半だと思います。

女性らしさと同じくらいに、「いつまでも若々しくいたい」とも思いますよね。

年齢を重ね、年老いていくことは誰にでもやってくる、あたりまえのことです。

だから仕方がないことと受け入れる方がいい。

でも、早く年老いても、ゆっくり年老いても、どちらでもいいんですよ

老いるスピードはコントロール可能、そのカギのひとつが『お家ごはん』です。
もちろん、軽い運動も必須。

お家ごはんを作るなら、材料のことをよく知って、
丁寧に心を込めて作ったほうが、食べたときに身体に良い働きをします。

材料のことを知る、というのは栄養素のことだけではないのです。

たとえば今回のひよこ豆なら、7500年も前から中近東や色々な国で栽培されて、色々なお料理になって、たくさんのお家で食べられきたんですよね。

大体ごはんを作るのはお母さんが多いと思うけれど、どのお母さんも疲れていて面倒だと思っても、家族のことを思ってごはんを作ります。

もしかしたらお父さんやお姉さん・お兄さんが作っているかもしれません。

ちょっと機嫌が悪くなりながらひよこ豆をマッシュにして丸めていたり、潰さないでスパイシーに炒めながら「片付けなさいっっ!」とか怒鳴っていたりして。

そしてひよこ豆はたんぱく質も炭水化物も多く、お腹を満たす食材だから、
たっぷり盛ってごはんが始まります。
「またひよこ豆~?」
「いいから食べなさい!」
作った時間のわりに、あっという間に食べ終わってしまうのに少しため息をつきながら片付ける・・・

はためには「幸せ」とか「裕福」とかにはあてはまらない情景ですが、
時間が過ぎてしまった後で思い出すと、こういう何でもないシーンが「幸せな光景」であった、と気がつくことは多いのではないでしょうか。

そんなことを感じながら誰かのために(自分のためもOK!)作るごはんには、栄養素では表せない、とてつもなく良い『営養』があるんじゃないかなと、私は感じます。

たいした手間をかけなくても、
心がこもったごはんは美味しいなって嬉しくなりますし、元気にもなれます。

そんなごはんを食べて、毎日に溶け込んで生活していたら
身体とも仲良し、時間とも仲良しになって、いつも若々しい気持ちを保てるから、
見た目にも反映されてくるものですよね。

そんな風に年を重ねていきたいな、と私は思っています。

では、そんなひよこ豆を使うお料理をいくつかご紹介しますね!

ひよこ豆を使った代表的な料理

フムス

ひよこ豆を潰して、練りごまやニンニクなど合わせたフムスは、栄養豊富な美容食です。

フムスを見ると必ず思い出すのは映画『SEX AND THE CITY2』の中の1シーンです。
皆で海外旅行に出かけるのですが、サマンサの携帯していたホルモン剤が入国時に没収されてしまい、ホルモン剤の代わりにフムスを食べまくる・・・というシーンがありました。

「フムス(ひよこ豆)って美容に良いんだ!」

とフムスという料理が取り上げられるようになるきっかけでもありましたね。

ひよこ豆だけではなく、練りごまやニンニクなどのスーパーフードの組み合わせた料理ですから、美容だけではなく身体によいことは間違いなしですね!

ひよこ豆のカレー

ひよこ豆のカレーは、お肉を食べないベジタリアンやビーガンもよく食べる一品ですね。

カレーにするのではなく、茹でたひよこ豆にスパイスをまぶしてオーブンでローストする料理がありますが、それをカレー味にするのも好きです。

ひよこ豆というとクミンを合わせることが多いけど、本当に美味しい。

このカレーの場合は、日本のカレールウを使うのであれば少なめに使い、カレー粉を足すのがいいかなぁと、個人的には思っています。

ひよこ豆のスープ

スープが大好きな私にとっては外せないメニュー。
色々な食材の中にほっくりしたひよこ豆が入っていると嬉しいです。

フムスもカレーもひよこ豆がメインの主役ですが、スープになると脇役として他の食材を引き立ててくれます。

ひよこ豆を入れるなら、スパイシーなスープでも、トマトスープでも、どちらも合いますね!
和風だしの優しいスープにも馴染んでくれるので試してもらえたらうれしいです。

その他にもいろいろ使える

ごはんに炊き込むのもいいし、潰してコロッケやハンバーグに混ぜたりと色々なメニューに手軽に加えることが出来るから、茹でたひよこ豆がいつも準備してあるといいです。
でも茹でたものは傷みやすいから保存期間に注意してください。

発芽させると調理時間の短縮になりますが、ひよこ豆は他の豆よりデンプンが多いせいか、水にひたしてもぬるっとしやすくてやはり傷みは早い気がします。

そういう面を知っておいて、下ごしらえも大切に扱っていると、
ひよこ豆のサラダひとつ作ったとしても、身体にとってとても良い、美味しいものになるはずです。

まとめ

ひよこ豆とごはん作りへの愛が強すぎて、
語り始めたらいくらでも続けられそうなのでこの辺りでまとめようかと思います。

いかがでしょうか?

私は豆全般が好きなのですが、どうしても使い慣れている大豆や小豆を多用します。
ひよこ豆を使うことが多くなったのは、美容に良いからと知ったこの2~3年くらいです。

きっかけは美容だったのですが、世界的にひよこ豆はとてもよく使われている食材であることなどを知っていくうちに、どんどん身近になりました。

動画でも、ひよこ豆の豆腐作りに挑戦しました。

にがり不要・ひよこ豆の豆腐を作ってみた

最初は単純に大豆で作る予定でしたが、ひよこ豆で豆腐が作れるとネットで知って初挑戦を動画に収めました。

初めてすることって、思うように行かなくてもう大変(笑)

勝手がわからずに固ーい島豆腐のようなお豆腐にしてしまいましたが、再挑戦した冷ややっこは柔らかくできました。

豆の味が濃い豆腐は、生姜とお醬油がよく合いましたよ(^^)

他にも味噌作りなど、考えると色々活用できるので
ひよこ豆をどんどん生活に取り入れても楽しんでいきたいと思います。

最後まで読んでくださって感謝です。
どうもありがとうございました。

 

 

コメント

  1. 平沢明美 より:

    私もひよこ豆は大好きです。
    ペースト状だと食べやすいですし、美味しいですね。
    女性好みだというお話は、頷けます。男性は嫌いではないけど、そこまで好きとは言えないくらいの位置づけみたいです。
    豆サラダもいいし、夏ですからカレーもぴったり。
    栄養のことまでは知らなかったので、教えていただきありがとうございました。

    • あじ より:

      あけみん、コメントありがとうございます!
      返信が遅くなり申し訳ありません。
      確かに男性は好きとか嫌いとかではなく「豆だな」程度の位置づけ(笑)
      女性はいろいろな食べ物が好物になりやすいけど、
      男性は「おふくろの味」的な理由付けが多いかもしれない・・・なんて思いました。
      ひよこ豆だけじゃなく、色々バランスよく食べて、これからも美人でいましょうね(^▽^)/