はじめまして!
vege a zee(ベジアジ)のあじと申します。
このページを開いてくださって、ありがとうございます。
ここでは、簡単ではありますが私のプロフィールを書いてみます。
人の自己紹介って、そんなに面白いものではないかもしれませんが、
少しでも興味を持っていただけるように頑張ろうと思います。
私は子育てを終え、今は第二の人生を楽しんでいます。
これを書きながら、
「人生の、本当の折り返し地点に立ったのっていつなんだろう?」
と考えています。
いつなんだろう?というより、
人生の折り返し地点はいくつもあるのかもしれません。
人生って、本当に何があるか分からないものですよね。
去年の今頃は、このブログを立ち上るアイデアはゼロでした。
ですが今はこうやって、自分のことを少しでもわかっていただけたらと、
キーボードをカタカタと打っています。
私はこのブログで、食やヒーリングのことを発信することを決めました。
その決心をしたのは、おかしな表現ですが,
自分の過去と未来が繋がったような感じで、今はこれをしたいからです。
分かりづらいですよね(笑)
だからこのプロフィールの中で自分の過去をお伝えしたら、
私の決心や、食や目に見えない癒しを大切にしたい気持ちを
ご理解いただく説明になるかもしれない、と気がつきました。
そのために少し長くなりますが、お読みいただけたら幸いです。
では、私の生まれたときのことからお話していきますね。
***
私は4人兄弟の末っ子として生まれました。
生まれたときに未熟児だったので
両親からは大事にされたそうです。
生まれたのは東京・中野区で、私が生まれてすぐに足立区という
少し離れた地域へ引っ越しをしました。
母は中野区で生まれ育ったため、
足立区は田舎に思えて、かなり抵抗があったようです。
なんでしょう?
母には少し都会っ子のような気持ちがあったのかもしれませんね。
4人兄弟の末っ子に生まれた私の最初の記憶は、
兄と姉たちに
「お前は川から流れてきて拾われたんだよ」
とからかわれ、「違うもん!」と泣きながら抗議している場面です。
末っ子は両親には可愛がられるけれど、兄や姉に妬まれやすい(笑)。
そんなよくあるパターンでしたが、
おかげでわがままを駆使して対抗することを覚え、
たくましく育ちました。
子どものころのごはんの時は、
早く好きなものをとらないと食べられないとか、
早く食べ終わらないと遊びに行くのに置いて行かれちゃうとか大騒ぎでした。
早く食べ終わることを覚え、
よく噛んで食べるということは覚えられませんでしたが、
母の作るごはんはいつも楽しみでした。
母のごはんは、派手でも、手の込んだものでもなかったけれど、
野菜をふんだんに使った手作りの料理に、
私はいつも安心感を抱いていました。
父の田舎に行くと、
兼業農家だったのでお米も野菜もほぼ自給自足で、
手作りの納豆やお味噌があり、
手打ちうどんをしてくれたりがとても新鮮に感じ、
楽しかったことを覚えています。
ごく普通の6人家族でしたが、
もちろん家庭としては幸せなことばかりではなく、
姉がうつ病になってしまったり、いつも貧しかったり、
私が勉強嫌いだったり(関係ない?)、
家庭としては暗い話題もあったんですよ。
特に家庭にうつ病の子がいるということが当時は珍しいことで、
病院で診断ができないような状態でした。
そのため、なった本人も私を含めた周りの家族も、
とても苦労をすることになりました。
別な兄弟が同じようにうつの症状が出てしまったときには、
一時的だったものの、病院からは
「こういうものは遺伝の可能性がある」
と言われたそうです。
そのことを私に話す父の悲しそうな表情は忘れられません。
私はその時から、
脳の機能やストレスや心理学という分野に興味を覚えはじめました。
それは両親を悲しませないようにというよりも、
自分がうつ病にならないよう、自分を守る気持ちが大きかったです。
そんな苦労をしているときでも、
辛くても悲しくても母は変わらずにごはんを作ってくれました。
ですが、同じ屋根の下に育っても、
全く同じようには育たないものですね。
私には安心だった母のごはんは、
兄たちにとっては塩気の薄い味気ないものだった、
ということを大人になってから知りました。
感じ方は家族であっても違うこともあるのだな、
と気がつきました。
家族構成やどのポジションに自分がいるか、
そして環境や経験などは、味覚の形成に影響するのかもしれません。
私は4人兄弟の中で末っ子サバイバルを体験しましたが、
我を張って自分を守り、安心を感じていた母のごはんに守られて、
強く育つことができたように思います。
大人になって結婚をし、共働きで2人の子供を育てていました。
自分が母の立場になったときに、
面倒と思うこともあったものの、
ごはんは手作りをすることにこだわってきました。
そのこだわりは、田舎での経験や、
母が支度をしてくれたごはんという背景があったから。
そういうことに気がついたのは本当に最近のことです。
子育ては楽しく、
あっという間に思えるほどに早く過ぎてしまいました。
子どもの手が離れて、時間の余裕ができてからは
趣味などの自分の好きなことへ時間を費やすことも増えました。
そんな暮らしの中で、10年以上悩んだ末、
下の子が成人する少し前に離婚をしました。
理由は、浮気とか金銭トラブルとか、
そのような決定的なことがあったわけではありません。
でもパートナーとの感覚のズレがどんどん大きくなり、
自分が気持ちに無理をして苦痛が多くなってき始めました。
結果的に、一緒に暮らしていることに意味を見つけられなくなりました。
小さな諍いが発端になり、
自分から離婚を望んで手続きをし、家を出てきました。
おかしな話ですが、所有していたものを全て放棄し、
身一つで出ることを私は選択しました。
争うことが、ともかく苦手です、
ですが、離婚をきっかけに人生が動き始めましたように思えます。
離婚後は、自活は出来るものの、
家を出たことの罪悪感やこれからへの不安感など、
自分の胸にたくさん湧き上がります。
その苦しみも解消してしまった今からみると、
自分を見つめ直すために必要だから、
自ら作り出したものだったことがよく分かります。
でも当時はすごーく悩み苦しみました(笑)
特技や専門的なことはなにもありません。
色々なことに挑戦するのが好きなわりに、
飽きっぽい性格なので身につくことは何もなく、
「何ができる?」って聞かれたら、
「ごはんを作ること」としか答えられない私でした。
その後、ごはんを作ることが好きだからと、
「a」から「z」までの全てのお野菜を料理したいと発信を始め、
vege a zee(ベジアジ)という自分のキャラクターを作り出すことになります。
きっかけは、自分の不安感を癒すために
短期の心理学講座を受けたときの講師の方のイベントで、
ナチュラルフードコーディネーターとして
ランチ提供させてもらったことが始まりでした。
ベジアジというネーミングは、
意味と共に仕事中に頭の中にふっと浮かんできて、
浮かんだ瞬間になぜかドキドキしました。
その後、仕事をしながら起業を視野に入れた勉強を始めました。
起業をと安易に考えていましたが、
たくさんの人に会ってたくさんのお話を聴いて、
今まで知らなかったたくさんのことを知っていくにつれて、
自分のゴールが料理で起業することではないと感じ始めます。
私は日常をストレスや忙しさなどで
いつも疲れている人たちの中で、
その人たちと同じように生きています。
私は一足先にそんな日常の疲れから
自分を癒すことを始めました。
私のゴールは、疲れている人たちが癒され、
生き生きと暮らす人たちにあふれた世界にいることで、
そのために自分も何か役に立ちたいのだということに気がつきました。
その後、更に学びを進めて、
自分のキャラクターをアップグレードさせる機会にも恵まれました。
最初は「a」から「z」の頭文字の全ての野菜という意味だったvege a zeeですが、
「vegetation(植生)」
「a Zee(海)」
という言葉と意味を知りました。
それは、それぞれ個性を尊重し合い、
人生を全うする人たちが増えて才能を伸ばし、
海のような大きなうねりを作ることのように思えました。
植生をさせるには栄養分が必要です。
私にとっての栄養分は癒し(安心感)です。
私は母から、ごはんを食べて得られる安心感を受け継いでいます。
こうやって、自分の求めているものの方向性をはっきりさせ、
今では少しづつですが自分のブランディングを進められるようになりました。
今までお話してきたように、
私にとっての癒しは食が入り口でした。
ですが、離婚後に脳の疲労を緩和するヒーリング技術を学びました。
それも潜在的に自分が求めているものがあったからだと、
今は理解をしています。
今になって過去を振り返ると、
自分が手作りするごはんにこだわる理由も、
脳のことを知るのが好きな理由も、
ヒーリングという手段を選んだ理由も、
私なりに繋がっていたのです。
**
時代とともに、食はどんどん変わってきていて、
手間を省く食品もたくさん増えました。
私は手作りが好きですが、
時代とともに生まれた食も大切だと思っています。
未来にフォーカスしたとき、
これからの食はどう変わっていくんだろう?
ごはんを作りながら、いつも考えます。
単純にオーガニックなどの良いと言われる食材を使いさえすればよいのか?
身体は、単に筋肉を鍛えればよい、やせてスタイルが良ければよいのか?
私にとって良い食は、すべての人にとって良い食なのか?
たびたび、頭の中に疑問が生まれます。
皆が同じなはずはない、ということだけが正解で
他の疑問には答えがたくさんあるのように感じています。
私たちは骨格があり筋肉があり、
全身に血液が流れ、
脳神経の伝達により動いたり考えたりしています。
そのすべては、
自分が食べたものから出来ています。
食べるものや食べ方が違えば、
体質も考え方も全く同じということはありません。
じゃあ…
食べることからバランスをとるにはどうしたらいいの?
という問いの答えを、
私はこれからもずっと探していきたいのです。
それが様々な植生を増やし、
栄養分を与える役割として私が授かった使命だと、
今は思っています。
このブログは、私自身が学び、成長するための記事を書いていきます。
学んだことを実践した結果は、
記事や動画の発信だったり、
ヒーリングの施術であったりします。
まだしばらくは会社員としても様々な経験を積むつもりです。
たくさんの方が穏やかに自分の好きなことに目覚めて、
生き生きと暮らし始めて欲しいと願っています。
ブログのテーマは食とヒーリングです。
別なブログでは美と健康からのアプローチも発信していきます。
準備が整ったらご案内をしますので、
合わせて読んでいただけて、
トータルにお役に立てたらなによりです。
それでは、頑張っていこうと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
(日光東照宮とフュージョン中)